2018年5月18日金曜日

逝ってしまったサイキック

私は、「サイキック」と呼ばれる方々何人かにお会いした事があるのですが。
(占い師ではなくて、サイキックです!笑)

「本当に見えてる。本当に当たる」と言われているだけでなく、
人柄がとても素敵で、
何度も何度も会いに行ってしまうような、
数少ない私の一押しサイキックの方々の中の一人が、
今年の3月に、
数年にわたる闘病の末、お亡くなりになったとの訃報が届いた。

彼女の名前は、アーリーン(Arlene)。
毎週月曜日になると、
クイーンズにある、とあるレストランに出没して。
バーカウンターの隣にある窓際の席に一人で座りながら、
彼女からの「お告げの言葉」を聞きに集まる人達を、
静かに待っているような方でした。

そんな彼女に私も会いに行っていた。
1年に1、2回くらいかなぁ…
生活の流れが変わってきたなって感じた時とか、
自分でもいっぱい考えたけど、八方塞がりだわ!っと感じた時とかに、
「アーリーンに会いに行こうかな」
って具合に、ふらっと会いに行くような感じだった。

(初めてアーリーンにお会いした時にいただいた彼女の名刺)

 彼女が現れる、夜7時前後の時間帯にレストランへ出向いて。
彼女がもし一人だったら、
挨拶をして、そのままリーディングが始まり。
もし、先客がいらっしゃれば、
私はバーカウンターでワインを飲みながら、順番を待ってた。
(ここのバーテンダーがすんごいおしゃべりで、面白いの 笑)

アーリーンって、もうもう、本当に素敵な方で。
いつも笑顔でお迎えしてくれて、
フローラルなワンピーススカートに、キラキラしたアクセサリーが
とってもお似合いの白髪の女性でした。

彼女は、タロットカードをツールにリーディングをしてくれる方だったのだけど。
並べたカードは、あくまでも「ツール」でしかなくて。
お話をしているときは、カードなんてほとんど見てなくて。
じーーっと私を見ながらお話ししてくれるような方だったのね。

私から出ている「何か」を見ている…
私を取り巻いている「何か」を観察しながら話している…
っという感覚は否めなかったなぁ 笑

彼女とお話しした後は、気持ちが嘘のように軽くなって。
ふわっとした気持ちになりながら
(これはワインのせいっていう噂もある 笑)
私も将来は、こんな素敵なおばさまになりたい…って毎回思ってました。

私が最後にお会いしたのは、3、4年くらい前で。
その時に、
「実は家を売りに出していて。家が売れたらフロリダに引っ越すの」
ってお話をされてた。
この日のリーディングは、いつもより少し長めで。
普段は「ありがとう、またくるね」っといってお別れしてたのだけど、
この日はなぜか、
「ありがとう」だけを伝えて。
初めて、彼女とハグをしてお別れをした。

何となく、
「アーリンと会うのは、これで最後なんだな…」
っと思ってしまって、何も言えなくなってしまったから。
家が売れたら、フロリダに引っ越してしまうって話をした後だったから、
余計にそう思ったのかもしれないけど。
本当に、あの日が最後になっちゃうだなんて…泣

アーリーンがフロリダに引っ越したとの噂を聞いて数年。
実は、つい数ヶ月前に、
私は彼女に電話しようかな…っという衝動にかられていて。
(電話でのリーディングもされていたの)
でも、特に悩みも無く、聞きたい事がなくて。
ただただ、「お元気ですか?」と聞きたくて。
私の現状報告だけをしたかっただけで。
そんな理由で電話するのもおかしいよな…っと、
結局連絡はしなかったのね。

今となっては、あの時深く考えずに、
電話しちゃえばよかったかなっと思ってしまったりする部分もあったりで…
とても寂しくなってしまって。

この訃報を知らせてくれた、
私がおすすめしているサイキックの一人でもあり、
今ではお友達としてプライベートを共に過ごさせていただいているHirocoさんと、
「アーリーン、ありがとうの会」と題した焼肉ランチをしてきました。

Hirocoさんも、知る人ぞ知るニューヨーク在住のサイキック。
マンハッタンにある彼女のご自宅でのリーディングはもちろん、
スカイプでのリーディングもされていて。
世界中にクライアントさんがいらっしゃいます。
彼女もすごいんだから!

ウェブサイトはこちら→ Angel's Mind https://www.angelsmind.com/

(フラッシングにある韓国焼肉。鴨肉おいしかったぁ!)

アーリーンは本当に素敵な方だったね。
こんなだったね、あんなだったね、っていう思い出話から、
実はアーリーン、こんな事もあったのよ、なんていう、
お亡くなりになった後で発覚した、
あの、素敵アーリーンからは想像できなかった、超かっこいい一面や、
チャーミングな裏話に華を咲かせてきました。

天へ召される前に、直接報告をしたかったけど。
アーリーンは、もう知ってるかもね。
最後にあなたに会った時、
私に言ってくれたお告げは、
今、現実となって、私の生活の一部となってます。

ありがとう。

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

Yoko
from Tokeh's Closet
http://tokehscloset.wix.com/newyork

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