2015年2月22日日曜日

TaNiShi


極寒が続いて、雪もこんなに積もっているNYですが、
今日は太陽も出ていて、気温も3℃!
マイナス気温じゃないだけ、ありがたい暖かさです♡

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私は、よく昔の出来事を思い返します。
普段過ごしている生活の中で、
「あ、これ昔やったな」とか「そういえば、こんなことあったな」とか、
そんなノリで、ふと思い出すことが多いんですね。
映画「思い出ぽろぽろ」みたいに。

この間、いつも行く近所の香港スーパーへ行ったら、
本日のスペシャル的な文字が書いてあって、
「田螺 $0.99/lb」
っとあったわけです。
こんな風に:



昔飼ってた熱帯魚の水槽にいたようなのじゃなくて、
一匹ゴルフボールくらいの大きさの、
池からそのまま持ってきたような、大きなタニシで、
生きてるのかお亡くなりになってるんだか、どうなんだか…
って姿でゴロンとしててね。

食べる気は無かったけど、
タニシって、どうやって食べるんだろう…?
エスカルゴみたいにするのかな?
っと、一人で想像していたら、昔のことを思い出したの。

裸のカタツムリの思い出。

何歳だったか覚えていないけど、小さかった頃。
妹とよく家の周りで遊んでいて。
近所で咲いていたアジサイにカタツムリがいてね。

「カタツムリって、殻から出たらナメクジになるんだよ。
ヤドカリさんみたいにね、これは殻を背負ってるだけなんだよ。」っと。
私は適当なことを妹に教えたわけです。

そしたら、妹は「そうなのーー?ナメクジ好きーー♡」
って言いながら、カタツムリを眺めてたのね。
で、殻から出ないかな?っと、殻をむき始めたのね。

そんな妹を止めればよかったものの、
なぜか、妹がカタツムリを剥いたら、
もしかしたら本当にナメクジが出てくるんじゃないかって気がしてしょうがなくて。
一緒に見てたのね。

指先が器用な妹は、カタツムリさんを傷つけないように、
そーっとそーっと、殻をむいてたんだけどね。

そのカタツムリさん、最後は、変わり果てた姿になってしまって。
そんなカタツムリさんを見て、
妹は私に、
「ナメクジじゃないじゃん」っと一言。

ですよねーーーー汗

でもね、プライドの高い私。
ごめんね、違ったねって言えばいいのに、妹に逆ギレ。
「何信じてんの?カタツムリはナメクジじゃないよ?あーあ、カタツムリ可哀想。」
っと言い放ったわけです。

大人になってから、
妹によく「お姉ちゃんはすごく意地悪だった」
っと言われますが。
たまに、こうやって昔の出来事を思い出しては、
自分でドン引きし、
色々と反省しながら生活しています。

続く...


Yoko
from Tokeh's Closet

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