2018年7月28日土曜日

Paid Family Leave



日本から両親が孫に会いに来ました🎵
写真は、メトロポリタン美術館にて。

可愛い可愛い言いながら、マナを抱き続け 笑
我が家の冷蔵庫の中を、
ママのお手製フィリピン料理と、
肉魚野菜など、どっさりの食材で満タンにしてくれました。
ありがとぉ

ニューヨークで過ごした後は、
ハワイへ、妹と3人の孫に会いに行ったうちの両親。
ハワイは、猛暑で続いていたニューヨークと打って変わって、
過ごしやすいそうよ。

良いな~ 楽しそうで何よりです。

+++

今回の産休・育休中、とっても助かった「Paid Family Leave」制度について、
少しだけ書こうかと思います。

この制度は、20181月から導入されたもので、
新生児のケア、家族の介護、家族が軍役に参加するなどの事由により
休暇が必要な人が、最長8週間(2018年現在)有給休暇ができて、
復職保証(休暇後も同等の職務内容が保証)が貰えるという制度。

一応、有給の上限があって、NY州の平均週給の50%。
現在のNY州の平均週給が約$1300とされているので、
この50%、つまり最高約$650 x 8週間が貰えるという計算。

申請できるのは、早くて赤ちゃんの出生予定日から1ヶ月前。
赤ちゃんが誕生してから、出生証明(Birth Certificate)を提出すると、
一番早くて、赤ちゃんが生まれたその日から有給がもらえます。
Birth Certificate以外にも、病院が発行してくれるDischarge Letter(退院証明)でもOK。
出産した赤ちゃんの名前、性別、お誕生日が書いてあって、
自分との関係性が明記されている書類であれば、なんでも大丈夫だと思います。

働いている女性にとっては、とても心強い制度だと思うんです。
「8週間なんて短すぎる!」っという人の意見も聞いた事ありますが、
いやいや、何もないよりはずっと良いでしょう!?
っと、私は思うのです。

だって、ここはアメリカ。
元々、マタニティーリーブ(産休・育休)って無給だし、
仕事復帰が出来ない人だって沢山いたし、
復帰できても、元々のポジションと同等である保証なんてなかったし。
そんな不安から、妊活をしない女性が沢山いたり、
出産後だって、早くて2週間後に復帰する女性も沢山見て来たし。
赤ちゃん産んだからって、休んでられない!働かなきゃ生活できない!
っていう状況がずっと続いていたのですから。

8週間。
そりゃね、短い期間だとは思いますよ。
赤ちゃんの首は座っていないし、
まだまだ母親のケアが必要な時期だってのは重々承知。
でも!何もないよりは、良いと思うし。
8週間じゃ短すぎるのであれば、
無給でも、職務の保証がなくても、
それでも育休を取る事を優先する事だってできるのですからね。

ちなみに、私は産後8週間の有給休暇をいただきました!
申請を始めたのは、4月末で、
産後、病院が発行してくれた退院証明の写真を撮ったものをメールで提出。
(提出するのは、原本じゃなくて大丈夫です)
有給開始希望日を6月4日から7月29日の8週間として申請。
(希望日は自分で設定できるので、私は週の切りがいい日程で設定)
数週間後に、チェックで有給が届きました。

お陰様で、「収入ゼロ」なんていうストレスも無く(←これ一番大事だと思います)
体の回復を待ちながら、
生まれたばかりの息子と、がっつり過ごせてるし、
日本から来た両親とも過ごすことが出来たし。
とってもとっても、助かってます!

詳しくは、こちらのサイトからどうぞ:

Paid Family Leave

さて。
のんびり(?)過ごすのもそろそろ終わりに近づき、来月から仕事復帰です。
こんなに働かないで過ごしたのは、社会人になって初めてだったので、
完全に鈍りきってしまっている自分の身体と、
育児モードになってしまっている自分の精神状態に、
復帰できるのかどうか、非常に不安ではありますが

まぁ、働き始めれば、体もすぐに思い出す事でしょう 笑

母ちゃん、頑張ります。


Yoko
from Tokeh's Closet



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